平成二十四年 睦月 吉日
新年、明けましておめでとうございます。
有馬温泉の元旦は、天候も良く、清々しい年明けとなりました。
例年通り、当館では元日の午前六時三〇分より、年賀式が行われました。久しく結んでいなかった刺繍の袋帯を結び、また新たな年を無事に迎えられたことに感謝すると共に、背筋を伸ばし、本年は「喜び」を大切に、日々努めさせて頂く所存でございます。
お客様に喜んでもらえる喜びをはじめ、新しい知識を身につけ成長する喜び、家族の喜びや周りの喜び、さまざまな喜びを力に変えて、より飛躍する一年にしたいと思います。

実は、今年は前厄にあたりまして、元日から厄祓いに行って参りました。厳かな雰囲気の中、お祓いして頂き、今年は元日に風邪をひかなかったことに感謝しながらお神酒をいただきました。心身ともに清められ、今年は良い年になりそうな、そんな予感が致しました。
ちなみに今年のおみくじは・・・「末吉」でございました。印象的な言葉は「学問・・・あぶないです。全力をつくしなさい。」特に、受験などはありませんが、なぜか心に響きました。全力を尽くせば、運勢も変えられるというようなことを言われているようでした。
それでは本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
- 副女将:高橋奈苗
平成二十三年 師走 吉日(年末のご挨拶)
今年も残すところあとわずかとなりました。
時が経つのは、本当に早いものでございますね。今年はどんな一年になりましたでしょうか。
私は新年早々、娘とともに体調を崩し病院に走ったのを思い出します。お恥ずかしいかぎりでございました。しかし、不思議とその後は、風邪をひくこともなく、元気に一年を過ごせたように思います。

瑞苑は今春、リニューアルを実施致しました。これまでお客様からご意見を頂戴しておりましたが充分にお応えしてこられなかった事を、計画の中心において進めて参りました。3月にはリニューアルオープンを迎えることが出来ましたが、満足のいくものになるまでは、それから半年ほどかかりました。その間にお越し頂きましたお客様には、ご不便をお掛けしましたこと心よりお詫び申し上げます。皆様のお言葉を大切に、今まで以上に「おくつろぎ、やすらいで」頂けますよう努力致す所存でございますので、今後ともご愛顧下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
2011年、さまざまな事がございました。 今こうして日記を書くことが出来るのは、本当に幸せなことだと感じています。 皆様、本年も若女将日記にお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。来年は、有馬温泉はもちろんですが、もう少し多くのところに足を運び、皆様に情報をお送り出来ればと思います。今後とも中の坊瑞苑、若女将日記を宜しくお願い申し上げます。来る年の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げております。 どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
- 副女将:高橋奈苗
平成二十三年 師走 吉日
日毎に寒さが増して参りましたが、お変わりなくお過ごしでございましょうか。
こちらは、慌ただしくも、充実した毎日を過ごしております。
皆様、有馬温泉の紅葉はご覧になられましたでしょうか。
例年でしたら11月末ごろで紅葉も見おさめでございましたが、今年はつい先日までお楽しみ頂くことができました。
当館のお庭の紅葉はちょうど今、見ごろを迎えているものもございます。

「女将と行くモミジツアー」は2年目となり、今年も瑞宝寺公園の紅葉を、皆様とご一緒に楽しませて頂きました。
ご遠方からのお客様より、海外旅行のお話や、京都や奈良のお越しのお客様でも、瑞宝寺の紅葉は初めてだという方もいらっしゃいました。
沢山のお客様とお話する機会を頂き、幸せでございました。
ツアー後には、調理長の特製ぜんざいをお召し上がり頂き、温まって頂きました。
また、12月12日には「一足早い女性だけのクリスマス」を開催致しました。
今回初めて12月に実施しましたが、ゴスペルのクリスマスコンサートや、クリスマスプレゼントのサプライズでお楽しみ頂きました。
特に薔薇風呂が好評で、優雅で心安らぐ時間をお過ごし頂けたとのお言葉を頂きました。
次回は、3月2日「女性だけの雛祭り」を予定しております。
皆様にお楽しみ頂けるような企画を検討中ですので、どうぞお楽しみに・・・。
玄関の寒椿の蕾も膨らみ、鮮やかな色を楽しませてくれています。
池の鯉たちもそろそろ冬眠の準備を始めているように感じます。
何かと気ぜわしい年末ではございますが、くれぐれもお身体にお気をつけ下さいませ。
- 副女将:高橋奈苗
平成二十三年 神無月 吉日
うららかな秋晴れが続いておりますが、皆様お変わりございませんでしょうか。
いつも若女将日記をご愛読頂き有難うございます。ご無沙汰をしております。
いよいよ秋も本番となり、有馬の山々も鮮やかに色づき始めました。町内も日毎に賑
わいを増しているように感じております。正面玄関では丹波焼き栗の香りが、南玄関近
くでは枝付きの丹波黒枝豆が並んでおり、行き交うお客様に味覚の秋を感じて頂いてい
るのではないでしょうか。

当館では、去る10月10日11日に毎年恒例の「月見の宴」を開催致しました。例年です
と、仲秋の名月、十五夜(今年は9月12日)に行っておりましたが、今年は後の月、十三夜
(今年は10月9日)に合わせて、開催させて頂きました。後の月というのは、日本独特の風
習だそうで、十五夜のお月見だけでは片月見と言われ、縁起が悪いとされたようです。
お陰様で、開催日両日とも見事なお月様を愛でることができ、ご参加頂きました皆様に
は、終始和やかに宴を楽しんで頂けたと存じます。
また、今年は有馬の芸妓さんにお座付きをお願いし、有馬や秋にちなんだ踊りとお話
で宴を盛り上げて頂きました。年に一回のお茶室での宴、来年も今から楽しみでござい
ます。
さて、11月に入りますと2日3日に有馬大茶会がございます。太閤秀吉を偲んで始ま った大茶会も今年で62回目を迎えます。有馬の町が艶やかな着物姿の方々で賑わい、 それに合わせるかのように、有馬の紅葉も鮮やかな色を見せてくれます。今年は夏が暑 かったこともあり、少し心配しておりますが、太閤さんが何とかして下さるのではと思 っています。
紅葉に合わせまして、11月4日~平日限定で女将と瑞宝寺公園の紅葉を愛でるツア ーも予定しておりますので、宜しければぜひご参加ください。皆様にお会いできます日 を心より楽しみに、お待ち申しあげております。
肌寒い日もございますので、どうぞくれぐれもお体ご自愛下さいますようお願い申し 上げます。
- 副女将:高橋奈苗
平成二十三年 文月 吉日
ようやく梅雨が明け、いよいよ夏本番となって参りましたが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
先日、7月7日は「女性の日」という、当館恒例のイベントがございました。
毎年3月3日と7月7日は女性のお客様のみのご利用とさせて頂いており、この日限りで両方の大浴場をご利用頂け、ご夕食は調理長 甲斐田勝己の特別のお献立、夜はラウンジでコンサート、そして瑞苑からささやかなプレゼントも…、様々な特典付きで毎回ご好評頂いております。

今年もロビーに七夕らしい笹の飾りを施し、お客様には短冊に願い事を書いて頂きました。
この度、お客様をお出迎えした笹には、従業員のお子さまの作品も一緒に飾らせて頂きました。
当館では12歳以下のお子様は入館頂けませんので実際見てもらうことは出来ず残念でしたが、上手で可愛い七夕飾りは皆様に自慢したくなるような出来栄えでございました。
また、ラウンジの入り口でお客様をお出迎えいたしましたのは、美味しそうというよりも美しい、スイカとメロンのフルーツアート。こちらは当館の従業員がこの日のためにと制作したもので、お客様には美味しいお飲み物だけでなく、目でもお楽しみ頂けたように思います。
「女性の日」は毎回ご参加頂くお客様も多くいらっしゃいますので、
今年はどのように喜んで頂くか試行錯誤しながら準備致しており、
お客様からご満足頂けたというお言葉を頂戴すると本当に嬉しく、
安堵いたしております。
この度の女性の日も皆様にお楽しみ頂けましたら幸いでございます。
梅雨が明け、一層暑さが増しますので、くれぐれもお身体ご自愛下さいませ。
有馬は市街地よりも気温が3~5℃程下がります。夏でも少し涼しく過ごせる有馬に、
皆様ぜひお運びくださいませ。
- 若女将:瀬戸麻佑子
平成二十三年 卯月 吉日
長く続いた寒さも和らぎ、有馬の善福寺のしだれ桜が見事に咲いています。
中の坊瑞苑は3月16日にリニューアルオープンし、私どもの気持ちも新たにお客様をお出迎えしています。
無事にオープンの日を迎えることが出来ましたのも、皆様のお蔭であり、厚く感謝致しております。
この度のリニューアル工事では、ロビー周り、個室料亭、客室では和洋室、露天風呂付客室に特に力を入れて改装致しました。
どちらもお客様に自信を持ってお勧めできる施設となっております。

また、この度に生まれ変わったのは施設だけではありません。
約一か月の休館中、従業員の一部は城崎の西村屋様と大阪のリーガロイヤルホテル様で研修させて頂いておりました。
私は大阪のリーガロイヤルホテル様で大変お世話になり、ホテルでのおもてなしを勉強させて頂いた上に、従業員の皆様の温かいお人柄に触れ、社会人として、人間としての在り方も学ばせて頂きました。
また、研修中には、いつも中の坊瑞苑をご愛顧頂いているお客様とバッタリお会いするという大変嬉しい場面もありました。
他社様での研修でたくさんの刺激を受け、皆ひとまわり大きくなって瑞苑に戻って来れたのではないでしょうか。
当館の従業員を温かく受け入れて下さいました西村屋様、リーガロイヤルホテル様には心より御礼申し上げます。
他社様で培った経験を生かし、中の坊瑞苑でのおもてなしにさらに磨きをかけていくべく、一同今後も精進してまいります。
暖かくお出掛けしやすい季節になりましたので、皆様にぜひ当館へお運び頂けましたら幸いでございます。
最後になりましたが、東日本大震災で被災された方々への心からのお見舞いと、被災地のいち早い復興をお祈り申し上げております。
- 若女将:瀬戸麻佑子
平成二十三年 睦月 吉日
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、夏の猛暑による影響で冬の寒さが一段と厳しく感じ、年末には全国的に厳しい寒波がくると言われておりました。有馬のお天気も大晦日から元旦にかけて「暴風雪」という予報でございまして、天候が本当に心配されましたが、冷え込みは厳しかったものの晴天で新年を迎えることができました。
今年も従業員一同、新たな決意を胸に、中の坊瑞苑を盛り上げていく所存でございます。

さて、今年の中の坊瑞苑は大きく生まれ変わろうとしています。
と言いますのも、瑞苑は昨年30周年という節目を迎え、今年は今まで以上に飛躍すべく館内を改装させて頂くことが決まりました。中の坊旅館だった時代から中の坊を愛して下さる皆様、また、瑞苑オープン当初からご愛顧頂いている皆様、瑞苑での思い出を大切にして下さる皆様、そして中の坊に関わるすべての皆様に心より感謝を申し上げまして、今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
改装に伴い、今年2月7日より3月15日まで休館とさせていただきます。誠に勝手なお願いではございますが、ご理解のほど、何卒、宜しくお願い申し上げます。
また、思い出の瑞苑、懐かしの瑞苑でお迎えできますのも残りわずかとなります。
きっと、はかり知れないほど、いろいろな出来事や思いが、この瑞苑に詰まっていることでしょう。従業員の中にも、先代の女将との思い出や、瑞苑オープン当時を懐かしむものもおり、名残惜しさを感じています。
是非、改装前の瑞苑に会いに来てやってください。そして、瑞苑の思い出話に花をさかせていただけましたら嬉しく思います。私も今の瑞苑を知る一人として、今後も
後世に伝えていければと思います。
本年も中の坊瑞苑をどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 若女将:瀬戸麻佑子
- 女将代理:高橋奈苗


