平成二十二年 葉月 吉日

暑さ厳しい毎日でございますが、体調は崩されておりませんでしょうか。
有馬におりましても蝉の声とともに今年の夏の暑さを感じますが、当館にいらっしゃったお客様から「やっぱり有馬は涼しいわ」というお声を伺うこともちらほら・・・。
改めて今年の猛暑を感じます。

暑さに負けず、8月1日、2日は当館恒例「夏のお食事会」が開催されました。
このお食事会は、当館の調理長・甲斐田が皆様のお声を伺いながら目の前のカウンターで調理をし、お料理をご提供する毎年恒例の当館のイベントでございます。
調理長・甲斐田は普段は調理場で威勢よく指揮を取っており、お客様の前にお顔を出す機会が少ないのですが、この日はお客様と楽しくお話をして顔もほころび、「美味しく召し上がっていただきたい」という気持ちが一層表れていたように感じます。
毎年ご参加頂いておりますお客様から初めてご参加のお客様まで、皆様終始和やかにお食事会を楽しんで頂けましたようで嬉しく思います。
ご宴会中は私もご宴席に伺い皆様とお話させて頂き、よく笑い本当に楽しいひと時を過ごせました。
このようにお客様お一人お一人とじっくりお話出来る機会を大変貴重に思い、来年の夏のお食事会も今から心待ちにしております。
9月22日、23日には「月見の宴」と題しましたお食事会もございます。
こちらも毎年恒例で、姉妹館の有馬グランドホテルの敷地内にございます「雅中庵」というお茶室でお月様を眺めながら、旬のお料理をお楽しみいただきます。
お食事をいつもとは違った雰囲気で楽しんで頂け、今年も皆様のご期待に添えますよう趣向を凝らしておりますので、ご参加頂けましたら幸いでございます。
私も皆様とお会い出来ます事を楽しみに、心よりお待ち申し上げております。
まだまだ暑い日が続きますのでくれぐれもお身体ご自愛ください。

平成二十二年 文月 吉日

梅雨入りし、すっきりしないお天気が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
当館の中庭では紫陽花が咲き始め、雨の日でも自然の花の便りを楽しんでおります。
またこの季節、有馬温泉では念仏寺の「沙羅の花」が有名で、この花を楽しむ鑑賞会も毎年開かれております。今年も二日間、多くのお客様にご来場いただき開催されました。
当館の沙羅の木にも多くのつぼみがつき、少しずつ清楚な花が咲きだしてまいりました。
昨年より、多くのお花を皆様にもご覧いただけるのではと、楽しみにしております。
先日、大学生時代にお世話になり今でも仲良くして下さっている先輩が当館にご宿泊にいらっしゃいました。以前よりお知り合いの方に自身の働く姿を見られるのはやはり恥ずかしかったのですが、有馬までわざわざお運び下さったことが何より嬉しゅうございました。(ちなみに一番恥ずかしかったのは両親に着物で働く姿を見られた時でした・・・(笑))
先輩は現在、阪急電鉄の、阪急沿線の情報をブログで紹介する「バーチャル駅長(http://www.ekiblo.jp/)」のkurokamiさんとして活躍されており、この度は遊びに来て下さったと同時に、大変有難いことに当館をブログにて紹介して下さいました。


ご来館されると同時に立派な一眼レフのカメラでパシャパシャとたくさん写真を撮られていたのですが、後日ブログを拝見すると当館のホームページも見習わなければならないほどの美しい写真とお見事な文章で記事を書いて下さり、感謝の気持ちでいっぱいでございます。こちらのブログの記事ではお泊り頂きました和モダンタイプのお部屋やお料理、施設など、細かいところまで当館の様子がよく分かりますのでぜひご覧下さい。当館の記事はもとより、京阪神の情報がたくさん詰まっているおすすめブログでございます。
ご紹介して下さいました先輩に厚く御礼申し上げますとともに、当館のホームページも皆様に分かりやすくたくさんの情報をお伝えできますよう努力をしていかなければ、と改めて感じました。
雨が続き外に出るのが億劫なこの季節でございますが、晴れた日にお出掛けするためにインターネットで情報収集をしながらゆっくり過ごすのも楽しみの一つでございます。そして、すっきりと晴れた日には明るい気持ちで有馬温泉にお運び頂けましたら幸いでございます。皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。
暑さが日ごとに増しますが、皆様どうぞお身体ご自愛下さい。

平成二十二年 卯月 吉日

有馬もやっと寒が明けて暖かくなりました。
外に出るのが心地よい季節ですね。
有馬は今が桜の身頃でございます。
有馬川沿いのソメイヨシノ、樹齢270年を超える善福寺のしだれ桜は堂々と花を咲かせ、訪れる人々を魅了させるその姿に貫禄を感じさせられます。
どちらも当館から歩いてすぐでございますのでぜひお運びください。

また、温泉街は中心地のメインストリートも雰囲気があって素敵ですが、
ご散策の際はぜひ細い裏路地にもお立ち寄りください。
この春から、「有馬温泉裏路地アートプロジェクト2010」が催されています。
温泉街の裏の細い路地に入ってみると、現代美術のアーティストの方々がアートを施されており、有馬の昔からの町並みと面白くマッチしています。
泉源の塔に巻きつけられた紅白紐、パイプに取り付けられた沢山のスプーン、空き家の壁に飾られた絵など、どれも味があり独特の世界観が楽しめます。
素晴らしいアート達は屋外で雨風にされられているので大丈夫かな、と少し心配になりますが、じっくり近寄って拝見出来るのも身近に感じて良いですね。
有馬温泉に現代アート、きっと興味をそそられる発見が出来ますよ。
江戸時代からの桜や現代美術、古き良きものを大切にしながらも新しいものも取り入れられている、有馬温泉の魅力はまだまだ無限です。

平成二十二年 睦月 吉日

新年明けましておめでとうございます。
年末は寒さが一段と厳しくなりましたが、元旦はお天気に恵まれて穏やかな年明けとなりました。
今年も無事に新年を迎えることが出来たことに感謝し、従業員一同決意を新たに元旦にお屠蘇を頂きました。

私が有馬で迎えるお正月は2度目でございます。
去年は移り変わる四季の中、節目の行事やイベント等、初めて参加させて頂き分からないことも多く、恥も本当にたくさんかきました。そのような中でも、気にかけてくれる従業員や、温かいお声をかけて下さるお客様の存在が何よりの励みになり、お陰様で一年を過ごすことが出来ました。有馬のことは長い間当館をご利用頂いておりますお客様方がとても詳しく、木造建てだった昔の中の坊の事などをお教え頂きました。
ご来館賜りましたお客様の中には、「若女将日記を見ているよ。」とおっしゃって下さるお客様もいらっしゃり、驚きと同時にとても嬉しく思いました。(若女将日記を始めた当初は、この日記を読んで下さる方はいるのだろうか・・・、と思っておりましたので(笑))
昨秋には「見習い」が取れて若女将になりました。
日々の業務に変わりはございませんが、見習いが取れたことに重みを感じ、一層気を引き締めていく所存でございます。まだまだ勉強中でございますので、教えを請い、積極的に学ぶ姿勢を大切に、より成長していきたいと思っております。
今年も皆様の笑顔にお出会い出来ますことを心より楽しみにお待ち申し上げております。
本年も中の坊瑞苑をどうぞよろしくお願い申し上げます。




